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■ 名刺を作る
来週からあるプロジェクトに携わることになり(3週間の期間限定ですが) いきなり身分証明(つまり名刺)が必要になってしまった。
サラリーマンをしていた頃は、外回りとは無縁の作業員だったので(苦笑) 年間10回程度しか名刺交換をする機会がなかった。にもかかわらず、毎年4月 になると新しい名刺が200枚、どかんと配られるので「もったいないなー」 と思っていた。ま、そういう閉鎖的な社会生活をしておりました。
トモダチが紹介してくれた印刷所で数日で仕上げてもらうことにした。 日英の両面刷りが必要なので、あらかじめB5用紙に大きく書いたものを 持参した。版下チェックも一度だけにしたいので、フォントやレイアウト の指定も赤で細かく入れておいた。いざというときの物証にもなるし。
「これ、お願いします」と差し出すと、店員さんは「もしかして同業者ですか?」 と聞いてくる。いえ、違いますけど、と小声で言ってみる。ま、似たようなもんか。 こんなところでかわいく初心者ぶる必要はない。合理的に能率良くやりだいだけ。 失敗するなよ、と疑り深い私は、ちゃぱつのお姉さんの顔を見ながら、心の中でつぶやく。
しかし、自作名刺というものは、肩書きのチョイスに苦労しますね。 会社にいた頃は、与えられた部署の与えられた役職名が予め印刷されていたけど、 今の自分は、じぶんでジブンにシールを貼るしか手段はない。名乗った者勝ち?
皮肉にも、組織を離れてから名刺の大切さを実感しております。 だって、初対面の相手に「私を記憶してもらう」イージーな物証なんだもの。 「常に備えよ」とは誰の言葉だったかしらね。ま、そんなとこです。
2002年06月11日(火)
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