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■ 冬の花火
終末、学園祭だったようで、周囲および下界は騒々しいばかり。 便乗して、模擬店で買ったお好み焼きやら鯛焼きやらビールやらで 夕食を済ませてしまうのはどうかと思う。騒音でシゴトができない! と言い訳しつつ、まったりダラダラ。これってやはり、言い訳だな。
祭の終わりには、花火があがる。 ドドン、ババンという音に驚いて、そそくさとベランダに寄ると、 冬の澄み切った空に、色とりどりの花火が打ち上げられていた。 ほんの20〜30発程度だったけれど、それはそれは美しくて。
花火は夏の風物詩にたとえられるけれど、冬の空にも悪くない。 だって空がこんなに澄んで、冷たくて、きれいなんですもの。 ディズニーランドだけなんて、もったいない。
でも、冬の花火はせつなさを際立たせる効果がある。 昼の熱が残った夏の夜なら、それほどでもないけれど。 花火が消えた空をみながら、ふと、そう思った。
2002年11月24日(日)
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