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■ タップの魅力
自分の誕生日を自分でセッティングするって、ちと微笑ましい。 ということで、愛すべき男トモダチの誕生日を祝うべく、吉祥寺の Star Pine's Cafe に Tokyo Y's Club という弦楽カルテッドのライブを 聴きに行く。弦楽とはいえ、クラシックはやらない。ジャズ、ブルース、ソウル などなどヴァライティに富んだ選曲。その上、本日はスペシャルゲストで、タップ ダンサーの金子リズムさんが、激しく、楽しく、軽やかに、タップを踏んでくれた。
弦楽の上にタップが乗ると、なんというか、とても愉快になる。 そして、音楽にストーリーができる。言語で語るそれではなく、音が語るストーリー。 メロディやハーモニーからこぼれ落ちたコトバのようである。ヒトの心の中で ひそひそ、もごもご、ごそごそ、とか、へぇー、ふーん、あれっ?なるほどっ! とひとりごちたり、相づちを打っているカンジ。だからそれがとってもキュート なのです。
リズムさん(本名)もすごくキュートで、全身つかってタップを踏む姿に惚れる、 惚れる。上から糸でピンと吊されたように上半身がシャキンと立っていて、 両足と両腕が軽快に振れ、揺れ、弾き、飛び、ひそやかに休止する。ステキだっ。
タップの魅力に深く感動した後は、思わず夜道で踊り出したくなるのでした。 ちなみに、友へのプレゼントは、マルチビタミン剤、檜の芳香剤、歯ブラシセット でした。「かっこいい大人になろうぜっ」というメッセージと共に、お誕生日おめでと。
2002年12月03日(火)
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