月のシズク
mamico



 さてさて、クジラ時間

連休。
ヒトに会ったなー、と、堕落生活してたなー、の二言に尽きる。
私の地味な日常では(いえ、普段はホント静かに暮らしております)
異色とも言われるメンツが日替わりで。中華にイタリアンにフレンチに多国籍料理。
実際に喰らったというのではなく、これほど多種多様なひとびとに出くわした、
ということ。呑んだ、喋った、考えた、笑った。ええ、笑いましたよ。日々。

その反動、ということでもないけれど、おうちに帰ると妙に脱力してしまい、
狭い部屋にもかかわらず、行動範囲を最小限にとどめる自称カメ族。
のたのた、わたわた、ごそごそ、ふにゅふにゅ、と堕落生活。
冬ですもの。寒いとセンチ(死語)になっちゃうわ。なーんて。

そうそう、吉祥寺のLOFTにガチャガチャ・コーナーがありましてですね、
何やらマニアックなガチャガチャが勢揃いしておりまして。そこで私が
飛び跳ねるほど喜んだマシーンが。その名も「世界のクジラ」。
好きなのです。クジラ。コロリと出てきた丸いプラスティックの容器には、
我が愛する美形の背美鯨くんが。ちなみにメルビルの白鯨は抹香鯨ね(笑)

クジラという生き物は、人間に無関心なところがいい。
あの巨大な体と巨大な脳で何を考えていることやら。
きっと奴らはヒト時間とは全く異質のクジラ時間で生きているのだろう。
そういう理解を超えた未知なるものに、あこがれる。クジラ時間。

・・・かといって、この私の自堕落生活は、アタシ時間、と名付ける気もないが。


2003年01月13日(月)
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