 |
 |
■■■
■■
■ あるある!?
研究室の内線が鳴り「もしもし」と出ると、うちのセンセ。 「時間ある?ちょっとサイトの更新して欲しいんだけど。 で、(草なぎ@smap)ツヨシはどーだったの?」とすごい勢い。 「今いきますから、ちょっと待っててください」とノートPC抱えてセンセの部屋へ。
まずは、「ツヨシはどーだったの?」の内情から。 実は土曜日、有楽町での『黄泉がえり』の初日舞台挨拶に行ったのです。 というか、心優しい方が抽選ハガキを譲ってくださって、まぁその、権利譲渡という わけですけど。映画自体はファンタジー的要素(つまり、ありえないことが多すぎ) だが、いろんな家族の形があって、いろんな愛の形があって、またいろんな死の 形があるわけで。それらひとつひとつを丁寧に取り上げていたと思います。 92歳の北林谷栄さんの名演技を、もっと突っ込んで欲しかったかな。 ツヨシは・・・・(笑)。激情する場面や、走る場面が良かった。 くぐもった、低く、響きのある声も。ツヨシの声は心に響きます。
さて、センセのサイトを更新して、やれ木村の新しいドラマがどーの、先週の スマスマと今週の緊急生放送の繋ぎはどーの、あーだ、こーだと論議していると、 「あ、5時から関西テレビのひとが来るのよ」と、突然部屋を片付け始めた。 「またスマップの取材ですか?」と訊くと、「ト・ラ・ウ・マ、だって(苦笑)」
それも『あるある●●●!』の番組のためのネタ収集目的らしい。 あの番組は一度の番組内で、テーマ→問題提起→実証→結論、までの流れが軸と なっている。そこにトラウマ?ですか。ちょっとそりゃ無理難題でしょう、と私も 苦笑する。第一、番組の趣旨に添わないと思います、ハイ、と素直に意見した。
「まっ、トラウマというのは、言葉に出せるほど安直なモンじゃないってことを 語るくらいしか私にはできないわね。だって"忘れていることを、忘れている" んですもの。トラウマ、っちゅーものは」 と、始まったところで、コンコンと遠慮がちにドアをノックする音。
コンニチハ、と現れたのは、私くらいの(推定)年齢の男女ふたり組。 どうやらプロダクションのひとたちらしい。お茶を淹れている間、耳をそば立てて 様子をうかがう。・・・くすりっ。始まってます。濁流の如き精神分析講義が(笑)
「お先に失礼します」と部屋を出るとき、プロダクションの若い男の方が、 当惑気味の顔をあげて「ああっ」と返事にもならない声を漏らす。 びっしりとメモされたノート、その姿はまるで試験前の大学生さんのようでした。
2003年01月20日(月)
|
|
 |