出向コージ苑

2002年01月26日(土) 週末温泉旅(1)

ついにやってきましたよこの日が!
(勝手に)名づけて「修論終わったのでこの疲れた体を癒そうぜツアー」!
メンバーは「ホスト」まるも君、「グルメ」F嬢、「ちびっこ1号2号」ことQOO吉さんと新迷解、コージ苑。
ターゲットは静岡県伊豆半島。
全員温泉と海鮮料理への期待ですでに全身煩悩の塊である。

※※※※※

朝5時過ぎに大学内の駐車場に集合。
新迷解のちびっこ号に5人乗り込みまるも君の運転、F嬢のナビで出発!
途中海老名I.C.で休憩をとり、途中小田原城を外から眺め、一気に熱海へ。
熱海梅園では梅祭りの最中で、紅梅白梅の香りが園内中で楽しめた。
年季の入った商売人のおじちゃんおばちゃんの声が観光客の足を止める。
もちろんコージ苑達も例外ではなく、梅干しやら緑茶やら買い込んだ。

熱海ビーチラインを南下し、伊東で昼食。
ガイドブックに載っていた割烹で「おまつり寿司」というのを食べる。
これは酢飯の上に魚のそぼろや刺身なんかがどさっとのっかっている料理。
ちなみにこの店、「きなし」というのだが、どうやらとんね○ずの○梨の親戚らしいぞ。

さすが海沿いの町、あちこちで干物やその他海産物を売っているのだが、
ここでグルメF嬢の目が獲物を求めて輝きだす。
目星をつけた2・3件に立ち寄り、いろいろと買い込んだ。
コージ苑とQOO吉さんは実家にお土産を送る。
景気良く試食させてくれるので、全員いつまでも口をもぐもぐしている。

ここから運転手はコージ苑に交代する。
AT車を運転するのは実にウン年ぶりというなんともイカした設定である。
おまけにギア!このギア何!何でハンドルの横についてんですか!
おまけにこれってばクラッチと思ったらサイドブレーキですか!!
(註:AT車にクラッチはありません)
よろよろりと車は走り、修善寺に到着。

「菊屋」はかつて夏目漱石も泊まったという老舗旅館。
玄関で仲居さん達がこっちを見てざわざわしていたが、
後から聞くと新迷解を子供だと思い、「予約で聞いてないよ!」と話していたらしい。
女新迷解ただいま25歳、自称快楽主義者で好きな言葉は「かわいい」である。

夕食前に近くを散策する。
修善寺の中心地にあるので、主だった観光スポットは一通り見られる。
流れる川に赤い橋、竹林に古びた旅館とくれば風情のあることこの上なく、
とどめに旅館の傘が唐傘である。はしゃぐ新迷解25歳女盛り(自称)。

夕食は海のもの山のものとここら辺の名産「黒米」で作った蕎麦とアイス。
めちゃめちゃ美味しかったので全員完食したが、許容量なんか無論超えている。
「横隔膜が突っ張る」とか「前かがみでしか歩けん」とか「目玉から蕎麦が出る」といった現象が(←一部嘘)。
しばらく部屋で食休みし、念願の温泉にGO!
内湯で体をきれいにした後、露天にハシゴ。
幸せ〜ってなんですか〜♪これだよ、これを待ってたんだよ、僕ぁ幸せだなあ、と最早わけがわからない。

部屋に戻ってお酒を飲みつつお喋り。
これが熱海だったら当然温泉卓球になるところだが、ここは修善寺ということで、
新迷解がトランプを持ち出してきた。
このチョイスもしかし、なかなか正統派である。
コージ苑は元々宵っ張りなので「まだ全然平気っすよ」とたかをくくっていたのだが、
七並べをするにあたってルール確認をしていた時に
「地球回りってあり〜?」という問いを後ろに倒れながら出し、なんと答えを聞く前に意識を失った。
QOO吉さんへの「誕生日カード渡し感動物語」も見損ねてしまった。不覚。





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