出向コージ苑

2002年03月10日(日) 世界は広がり、閉じられる

東京へ出かける。
目的は二つ、友人のまどさんに会う事とアイリッシュダンスを観る事。

のまどさんは浅草にいた。
昨日はご友人と飲み明かした由、相変わらず高密度の生活を送っている様だ。
ずるいずるいのまどさんだけコージ苑も一緒に飲みた〜い、と駄々をこねたかったのだが、
双方の事情によりそれはかなえられない願いだった。
生きていればまた会う事もあるさと、10分程話して別れる。

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アイリッシュダンスと音楽のイベント「シャムロック祭」は池袋の自由学園にて開催。
コージ苑のアイルランドに関する知識は至極貧弱であるものの、
幼少時にバイオリンを嗜んでいたことも手伝って興味を持ち、参加を決めた。
ダンスにしても音楽にしても、簡単な解説がついてコージ苑の知識欲大満足。
特に「フィドル(バイオリン)奏法」についてのワークショップは面白かった。
久しぶりに聞く音楽用語と楽器の音色に触発されて自分も演奏したくなる。

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帰りに電車の中で考えた。
読書とか映画鑑賞、つまりは「受身」の趣味もいいものだが、
「自分が動く」趣味というのは人を楽しくさせるものだな、と。

などと珍しく満ち足りた休日を終えようと車に乗った途端にそれは起こった。
事もあろうに駅前駐車場の料金ゲートが壊れ、出口の前で足止めをくらったのだ。
しかも壊した張本人は後ろに下がっており、何も知らずにつっこんだコージ苑はまさに列の先頭。
ふと後ろを見ると、首都高のごとき混雑が起こっている。
ま、まさか、皆さんこれコージ苑のせいだと思ってらっしゃいませんよね?ね?
不審気に様子を見に来るドライバーの方々に必死に説明する自分が限りなく哀れに思えた。


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コージ苑