出向コージ苑

2002年04月13日(土) 麹町銀座ツアー

お花の教室から帰る途中、恐ろしい事に気が付いた。

「語学学校のバイトで使う教材が揃っていない。」

今日は大学書籍部も休業だし、第一日本語教育の教材なんて普通の本屋には売っていない。
よし、東京に行こう。
その場でF嬢に電話する。

日本語教育の専門書を取り扱う「凡人社」は麹町にある。
和服の男女が目立つのは、そこを訪れる外国人用の典型的な日本の演出ではなく、
単に国立劇場と結婚式場が近くにあるからである。
店内に入ると同業者のニオイがぷんぷんしてくる程の盛況ぶり。
F嬢のご推薦のもとに数冊を購入し、来週の授業に関しては一安心。

「何かおいしいものを食べよう!」という流れになるのは、F嬢との逢瀬ゆえ当然である。
今日は少し寒いし温かいものを、と選んだのは銀座にあるシチューのお店。
(店名今ど忘れ中)
なんと「レンゲで切れるお肉」のシチューを食せる。
ああ幸せ。

さらに食後のカフェイン摂取は適当に入った喫茶店で。
トイレを含む内装は東欧風、しかし店名はフランス語という何だかわからないお店であった。
おそらくこれは、ちょっと前の日本人が思い描く「ヨーロッパ」のイメージなのだろう。
コーヒーはおいしかったが、ケーキのバタークリームが胸焼けを起こす程のボリューム。

そして帰宅した現在も胸焼けは続く。
さすが銀座はクリームまで本格的なのであった。


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