出向コージ苑

2002年05月02日(木) 到着

さすが焼酎、二日酔いがないのである。

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一足お先に九州へ帰っていたぶっひーちゃんと福岡デート。
買い物の予定もないというので、西新界隈に連れ出す。
ここはコージ苑の母校がある地で、言ってみれば古巣。

まずは母校の向いにある喫茶店「伊藤」へ。
ここは高校時代に散々お世話になった店で、今でもマスター夫婦が覚えていてくれる。
カレー味のミートローフとキャベツのホットサンドセット、650円は変わらず。
切ったパンの耳を捨てずに、生クリームを添えて出すところがお気に入り。
今時流行りのカフェでもなく、奇抜な料理もないが、思い出とあいまって極上の昼食である。

百道を散歩しながらマリゾンへ向かう。
この辺は変わったね、すっかりお洒落な町になっている。
途中パチパチと写真を撮りながら、ドームを横目に海へ出る。
ぶっひーちゃん、すっかりご機嫌だ。

海を見ながらというのもいいねと、手近のレストランに入る。
ビールを一杯づつと、自家製腸詰の盛り合わせ。
自然、仕事の話になる。
既にスロベニアに就職を決めたぶっひーちゃんだが、色々と思うところもあるらしい。
大丈夫心配ないよ、と空元気を振り回してみせたが、
半ば自分に言い聞かせていることを承知しているだけに、ついつい力が入る。
まあまだ時間はあるよ、頑張ろうね。

また会おうねと約束して、特急で大分へ。
予想外に混雑しており、指定席をとっていて正解。
ちょうど夕食時に間に合うように帰ると、父がまだいない。
しばらく待ち、7時半を過ぎたあたりで痺れを切らし、抗議の電話をかける。
夢にまで見た九州ご飯は天然鯛の刺身。
口に入れて磯の香りがする魚はただものではない。

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フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
SFには馴染みがない。
今更の感もあるこの本に今更の感想をつけるが、「面白かった」。
解説に「映画化されて、その映像美が話題となり…」とあるが、本当だろうか。
ビデオ借りようかな。


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