出向コージ苑

2002年06月12日(水) 少林サッカー

降ってわいた休日が水曜日だった場合、コージ苑は映画にいく。
新迷解を誘って「少林サッカー」に挑戦。

香港映画は本当に久しぶり。
最近はジャッキー・チェンやらジェット・リーやらのハリウッド進出で、
あのアジアンな安っぽさを見る機会が中々なくなった。
アメリカナイズされたカンフーなんて見たくないやい、と常々思っていた反面、
この作品、正直言ってW杯にのっかった単なるC級映画だと、あまり期待もしていなかった。
それがどうしてどうして、2時間丸ごと楽しめた。
話は馬鹿みたいなもんである。
アクションもまあ、破天荒といってしまえば格好良いが、ぶっちゃけて言えばアホである。
しかし、「ありえない」事はあまり本当らしくやられるよりも、
あの位わざとらしいのがちょうどいいのかもしれない。
だって、ありえない(だろう)事は、どこまで行っても結局「っぽい」の域を出ないから。
ちょうど予告編で「スターウォーズ」を見たが、
いくらCGが良く出来ていたからといって、あれはやっぱりマンガでしょう。
コージ苑は、マンガはマンガのままでいい。
だからゴジラも日本版の方がやっぱり好きだった。背中チャック万歳。

余談。
新迷解によると、この映画は香港ゆえに広東語を使用しているのだが、
主人公とヒロインが話している時だけは中国語なのだそうだ。
新迷解は「ちょっと不自然。どうしてなのかわからない」とコメントしていた。
勿論コージ苑はそんなのさっぱりわからないので、ちょこっと新迷解を尊敬してしまった。


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