降ってわいた休日が水曜日だった場合、コージ苑は映画にいく。 新迷解を誘って「少林サッカー」に挑戦。
香港映画は本当に久しぶり。 最近はジャッキー・チェンやらジェット・リーやらのハリウッド進出で、 あのアジアンな安っぽさを見る機会が中々なくなった。 アメリカナイズされたカンフーなんて見たくないやい、と常々思っていた反面、 この作品、正直言ってW杯にのっかった単なるC級映画だと、あまり期待もしていなかった。 それがどうしてどうして、2時間丸ごと楽しめた。 話は馬鹿みたいなもんである。 アクションもまあ、破天荒といってしまえば格好良いが、ぶっちゃけて言えばアホである。 しかし、「ありえない」事はあまり本当らしくやられるよりも、 あの位わざとらしいのがちょうどいいのかもしれない。 だって、ありえない(だろう)事は、どこまで行っても結局「っぽい」の域を出ないから。 ちょうど予告編で「スターウォーズ」を見たが、 いくらCGが良く出来ていたからといって、あれはやっぱりマンガでしょう。 コージ苑は、マンガはマンガのままでいい。 だからゴジラも日本版の方がやっぱり好きだった。背中チャック万歳。
余談。 新迷解によると、この映画は香港ゆえに広東語を使用しているのだが、 主人公とヒロインが話している時だけは中国語なのだそうだ。 新迷解は「ちょっと不自然。どうしてなのかわからない」とコメントしていた。 勿論コージ苑はそんなのさっぱりわからないので、ちょこっと新迷解を尊敬してしまった。
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