「人は見かけによらない」とか「外見で判断するな」とか、 そういう類の言葉は、昨今ではますます真実味を帯びてきたようだ。
先日の「フェラーリ&マセラティ展」でのこと。 展示の内容が内容なだけに、いかにも走り屋ペアってな男×男もいたが、 日曜日ということもあって、家族連れやらカップルやらがやたらと目に付いた。 いや別にね、カップルがどうってわけじゃないんです。 幸せそうでほほえましかったですよ゛(←語尾震え気味)。
そんな中でふと目についたのが、女の子の2人連れ。 揃って肩までのボブカット、華奢な後姿がとても好ましかった。 解説書を見ながらニコニコ笑いあい、何やら話している様子もほほえましい。 …っておい、手ェつないでる?貴女達。 さっすが首都、初めて(日本人同士の)女の子カップル見ちゃった〜、 と思ったのも束の間、前に回ってみると(回るな)、片方男だった。 (途端に「けっ」とか思ったコージ苑も大概腐れている)
それにしても、最近本当に女の子みたいな男の子が多い。 かつてドイツを旅行した時、おじさんみたいなおばさん(※)に驚いた経験があるが、 いやあ、このままいくと、近未来の日本にはおばさんみたいなおじさんがわらわらと…
…可愛いおばさんだったらいいけど、ヒョウ「の」柄着るおばさんだらけってのは…
※おじさんみたいなおばさん 冗談抜きに髭が生えている方もいらっしゃいます。 (というか単に毛深いんだけど) 「えんどう豆が気になって眠れなかったお姫様の話」で、 王子様が「隣国の姫は髭が生えているからいやです」と言う場面があった。 幼きコージ苑はそれを読んで、んな馬鹿あるかいと思っていたのだが、 今ではそれも納得の一事なのである。
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