2002年06月20日(木) |
「雨に降られました」 |
「受身」。 別に柔道の話をしているわけではない。 日本語の「殴られる」とか「蹴られる」とかいう時の受身である。 (言葉の選び方がすさんでるとか言わないように)
コージ苑は今日、大学へ教授に会いに行った。 うっかり傘を忘れてしまい、研究室を辞した時には結構な本降り。 駐車場までの道で、すっかり濡れねずみになってしまった。 家に帰るならそれでもよし、しかし時間をおかずに日本語の授業である。 仕方なく、びしょぬれのまま教室へ向かう。 その時、頭の中では…
「天気が悪いですね。私は大学に行ってきました。傘を持っていませんでした。 ぬれてしまいました。雨に降られてしまいました。」
という一連の文章が。 同業の方々には分っていただけるだろうが、授業の際の文型導入である。
自分ではそうでもないと思っていたのだが、もしかして職業病? コージ苑ってば、もうはまりきってる?
※ついでに、このような受身を「迷惑の受身」といいます。コージ苑豆知識。 まさかこんなベタな構文を実体験するとは思わなんだ。
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