ステップママ繁盛記



 変わるのかな?・・・

夫が数日間の出張にでかける。いつものことだが、はーーーーと深いため息はまだ変わらない。

学校がはじまってはや一週間が過ぎた。すでにテストや課題がどんどんだされているらしい。一番下のこは、今年から小学5年生。学校のはじまりとともに、美術のプロジェクトがでたらしい。長いスパンでのこのプロジェクトは、ひとつひとつ大まかな課題をこなしていきながら作っていくもの。

大きなプロジェクトの場合、親が要点が書いてある紙に読みました、子供の責任(期日どおりに終わらせる等)を紙の一番下にサインをさせられる。今回は夫がいたので彼がサインをした。出張前日夫は、外にでて遊びほうける彼女に最初の期日は来週の月曜日のはずじゃないのか?おわったのか?と聞いたら、何もまだ終わっていないらしい。去年もおととしも、最後の最後で、泣きをみ、さんざんいっても同じだった。そして夫からのおこごとがはじまる。

昨日はそのせいか、帰ってきてから課題のほんを読んでプロジェクトをこなしているようだった。プロジェクトに必要なポスターボードを買いにいって渡したときに、質問をすると、なんだかわかっているのかわかってないのか不明な答え。

再度、説明をして、同じことにならないよう(ぎりぎりになってばたばたやって、泣きながらやる)前もって大まかなプロジェクトのプランをたててやりなさいと指示をだした。時間どおりにやるということは大人でさえできない人もいる。
こういうことは、小さなつみかさねだと本当に思う。ちいさな友達との約束も遅れたり、学校に遅れたり、家のことを忘れたり、ささいなことから少しずつなおしていかないと、なおらないのだ。

「ねえ、月曜日が期日でしょう?っていうことは、日曜日までに終わらせないとだめなんだよね。ってことは、今週中にさっさとオワラしちゃって日曜日多いに遊ぶほうがよくない?みんなが、ねえ、終わったのプロジェクト?っていわれて、そんなのとっくに終わっちゃったよ〜っていったほうが、最後にどたばたするより、かっこよくない???」といったら、そうだよね、とひらめいたようなひらめかないような感じで、うん!!!といった。

全部理解しなくてもいいけれど、少しはわかってくれるといいなー。
最後に「いろいろ助言してくれてありがとね」といわれた。
そして、寝る前に、こっそりやってきて、ほっぺにキスをくれた。
うーん、わかってくれるといいのだが。

2002年08月21日(水)
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