2002年06月08日(土)


食糧が玉子しかない貧相な家を抜け出し、僕等は再び黒船へ向かった。

やはり混んでいる。

直ちに諦め、車から降りもせずにその場を去った。
さてどこへ食べに行こうか、と二人で相談する。
相談した結果、今日は「マハトマ」で食べようということになった。
僕もキジもディナーは行ったことがあるが、ランチは初めてである。
ちなみにマハトマとはインド料理(カレーその他)の店である。
店舗も構え、お値段お手頃、量も満足、味はもちろん五つ星。
ファミリーにもカップルにも入りやすい雰囲気を持つ。

懐かしい。部活で行った以来だ。

ランチは3:00までだったので間に合った。
僕等はクイックランチを注文し、30〜40cmはあろうかと思われる長さの
ナンをほおばった。(スープ、ドリンク付\880)
カレーは、ココナツ入りの甘いカレーと普通のキーマカレーらしきものがあり、
他にバターライス(?)とヨーグルトとサラダが同じ皿に乗っていた。

うん満足!Ψ(・∀・)Ψ

落ち着いてアイスティを飲んでいると、ふと隣の席のカップルに目が行った。

男が、ナンをフォークで食べている。

なんで?なんでいちいちナイフとフォークで食うの?
彼女がいるから?
ていうか本来なら飯も素手じゃね?
ナン切りづらくね?
ちぎって食べるもんだろ?
ナン知らねーの?ナンだよ?

彼はナンをフォークで食い、彼女はナンなしの食事だったようだ。
僕等より遅く来て僕らより早く席を立っていった。
不可思議な光景だった。
彼らはマハトマに食事をしに来たのではなかったのだろうか。



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