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2002年07月20日(土)
鬱だ鬱だとメールが届く。 なんだか楽しいお話なようだ。 僕は直ちに電話をかけ、ガストで待ち合わせを図った。 以下彼女のタノシイお話。
僕は以前、Oカダという男の自慢の手マンを実験し、あまりの下手さに鬱になったが、 もう一人、Tハタという男は自分のモノをアメリカサイズと豪語していた。
その日、女3人、男3人で宅飲みをした際、その二人も混じっていたそうな。 Oカダはおっさんくさい22歳だが、Tハタはタッパもあるし白くてキレイ系なので、 良しと思ったのだろう、女1人がテイクアウトされてしまった。 その女が僕の友人である。 しばらく物を食べていないため、酔いは早く回り、他の女の子らもつぶれていたので、 彼女は思いやって家に帰してあげたのだが、その後Tハタ以外の男も戻ってこない。 そこでTハタ(車持ち!)の家に逝くことになったというわけだ。
Tハタの部屋はCK子の真上であった。 ここでCK子の呪詛範囲を考えるべきであったろう。 「う…」と絶句した彼女、しかし徒歩で帰ればCK子に遭う可能性が高い。 彼女はCK子とTハタを天秤にかけたが、CK子の恐ろしさに屈することにした。 その打算が後に悲劇を生むとはそのときの彼女は予想もしなかった。
朝起きて鬱な彼女。 なのにTハタとにかく迫ってくる。 …うざい。 アーアーあーあーうぜーうぜーうぜーうぜーと面倒で言いなりになっていたが、 なんといきなりやらされたことは騎乗位とフェラ。 Tハタ、まったくもってテクがない。 ていうか下手。 はっきりいって粗チン。 しかも「イッた?」とか訊いてきた。 早く終われ早く終われ早く終われ早く終われ早く終われ早く終われ早く終われ早く終われ 早く出せ早く出せ早く出せ早く出せ早く出せ早く出せ早く出せ早く出せ早く出せ早く出せ イッた振りまでして、彼女はとにかくその場を逃れたかったらしい。
その後聞いたTハタ情報。 ・自称読書家。好きな作家は村上春樹や村上龍。 ・カラーボックスひとつに本がぎっしり。 ・押入れには「ダイの大冒険」全巻。 ・彼女と付き合いたいと思った理由は、部屋に「ベルセルク」があったから。 ・Oカダにフェラされた経験あり。(道理でOカダ僕の時勃たなかったはずだ!) ・昔小説家になりたかった。
半端な笑顔でうんうん話を聞いていた彼女も、さすがにピキッ。 ハードボイルド系の作家を並べ立ててみたら、わからないようなわかったような顔をされた。 彼女はもうそのあとの話はやる気なし。 ハイハイハイハイ聞いてたら、「イクラちゃんか」とつっこまれた。
DQNにかかわりたくねーんだよ!!クサレが!!
そんなことはおくびにも出さず、頑張って彼女はTハタと場を分かれることに成功した。 うざいメールも適当に返し、もう関わらねーぞと心に決めつつびくびくしているが。 DQNは、壊さない限り、どこまでも追ってくることを彼女はよく知っている。 裏切りと思われたらこっちが壊されてしまうからだ。 「奴、壊すか」と彼女はつぶやいた。 我慢して付き合うか、と。 彼女は、ドミノを積み上げるのが好きだった。 僕は、協力するよと答えた。
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