2002年07月28日(日)


ご主人がフジロックから帰ってきた!

本当は明日変える予定が、なぜ今日になったのかはわからない。
だがそんな理由などどうでもよいのであった。
電話でその旨を聞き、僕は嬉々としてその後の時間を過ごした。

バイトが終わり、ガストで待っているご主人様の元へ行こうとしたそのとき、
バイトの後輩からお声がかかる。
近所のラーメン屋で夕飯を食うことになってしまった。
僕は9時で上がり、彼女は9時半で上がりだったので、その30分の間に僕はスーパーへ
特売の牛乳(2本\280)を購入しに逝き、ガストに寄って家の鍵をご主人に渡した。

ガストで見かけたご主人は学生には到底見えなかった。

フジロックへ逝く前となんの変わりもないことは相違ない。
だが周囲にいる試験勉強中の大学生と見比べてみると、彼は明らかに異彩を放っていた。
ただのオッサンである。
偶然会った部活の後輩にも、まさかあれがご主人様だとは言えず、僕は早々に去った。
フジロックのため逸れなかった髭、なんの手入れもしていない髪、Tシャツにジャージ。

ご主人は僕を友人に紹介できないというけれど、僕だって同様である。
確かに僕は一見男だ。
ていうか男に間違えられるさ。
だけどだ。ご主人様だって今時の若者とはかけ離れているではないか。
こんなダサいオッサンやだね僕は。

と思いつつも、やはりご主人様のマジックフィンガーには平伏す。
僕程度の人間、ご主人程度が丁度いいのだ。
分不相応。




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