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2002年09月19日(木)
おなか一杯飲んでも僕はさほど酔わずに済んでしまう。 それが問題で、僕は常に「飲みてえ、飲み足んねえ」と呟いているのだった。 いや別にこの歳でアル中じゃありませんけどね。
そうしてまた三人で飲みに行ってビリヤードしてE子さん帰ってしまって 主任とバーでカクテル飲んで鳥がチュンチュン言っていた時分のことである。
あの予言は本当だった!!
何の予言てアンタ、あのドキュソN山が別れ際に吐いた一言ですよ。
E子さんが帰ってしまったので主任の車で送ってもらうことになった僕、迫られる。 いや純粋に思いをぶちまけてくれたので苦ではなかったのだが、爆笑してしまった。 ご主人に「子持ちと結婚して普通に専業主婦やったらウケるわ!」と散々言われてたから。 主任が僕に色々言っている間、僕はくすくすくすくす笑っていたのである。
主任のことは嫌いではない。 普段は「お兄ちゃん」という愛称で呼んでいるくらいである。 しかし、僕のお兄ちゃん伝説というのも、僕の中では確実に悲劇へと結びつく物語なのだ。 それが現実となったこともまたおかしいのであった。
送ってもらってから家まで歩いている途中もずっとくすくすくすくす笑っていた。 何がおかしいのか最早よくわからない。 だけど笑わずにいられないのだ。もうおかしくて仕方が無いのだ。 家に帰っても独り言と共に笑みがこぼれた。 道ですれ違った連中は、僕が発狂していると認識したかもしれない。
僕にバイトを辞めろというのだろうか。
まさかと思っていた。 ご主人にもその可能性を出せども否定し続けてきた。 ただの自惚れだったらいいなと、馬鹿で恥ずかしい考えだと。 それが現実になるくらいだったら僕は自ら羞恥を被ろうと思っていた。 しかし必ず面倒臭い結果へ行くように出来ているものだ。 もう、どうすればいいのかわからない。 なんで?なんで僕?僕が何したってんだよ。僕に何が出来るよ。 それはご主人自身も不可思議に思うこと他ならなかった。
主任が「一回だけでいいから」と顔を近づけても、僕は「だーめだって」と誤魔化し続けた。 軽いその一回が彼の気持ちをどう変化させるかは想像に難くない。 そして彼は「ごめん」とか「俺が悪い」とか「なんでだろうな」とかひとりごちていた。
ってか明日仕事で会うのに言うなよ。
せめて一日くらい空けられる日に言えと。 明日どんな顔して会えばいいのか。 僕はもう、どうすればいいのかわからない。
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