2002年09月20日(金)


昼間E子さんから電話が来た。

    今朝はちゃんと帰れた?主任はあれから帰ったの?
    アンタんとこ泊まったかと思ったけど。
    お疲れ様。

そんな内容。

その日のバイトはE子さんは休みである。
今日のメンツは主任、僕、たっくん、その他二人(男)の5人だ。
作業をしながらたっくんと話をすると、やはり夕べ飲みに行ったことを知っていた。

    たっくん 「ウチのヤツとまた飲みに行ったんですってね」
    僕    「そう、E子さんたらバーでカクテルなんて洒落て(笑)」
    たっくん 「昨日はくるちさんのウチにずっと居たんじゃないんですか」
    僕    「え?」

ずっと僕のウチに居ただって?
…E子さん帰ったよ?
僕と主任残して途中で帰りやがったよ??

どういうことだよ!!

僕はようやく理解したのだ。
主任とE子さんの二人に馬鹿にされていたということを。
なんて惨めなのだろう。

そんなことも知らずに、僕は今日不安と緊張の一日だった。
朝方床に就いたのにもかかわらずろくに眠れず、どうしようx2と悶々と過ごし、
食も咽喉に通らないため断食状態、バイト前には心臓が爆発しそうだった。
店長から「今日は表情がかたいなぁ」と言われた時の驚愕。
主任から「おはようございます」と通常通り声をかけられたときの安心感。
すべて無駄な感情変化だった。

すべて計略、策略、謀略と呼ばれる類のことだった。
屈辱だ。



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