2002年10月02日(水)


就職ガイダンスを途中で抜け出し、直でバイト先へ行った。
大荷物である。
「今日は9:30上がりだろう」という予想を裏切られ、ラストまでだった。
今日は店長もお母さんも休みだったのでのびのびやれたのだが。

主任 「おなかすいたぁ」
僕  「おなかすいたねー」
主任 「じゃんけんぽん」
    僕が勝つ
主任 「どっかマンマでも食べ行く?」

ということで二人でぽわーる(イタリアン)へ。
レストラン閉店間際のひとときを過ごす。
客がいなくなり、レジのお兄さんが靴を鳴らしていたので、仕方なくおあいそする。
帰る。

さて、何事も無く食事を終えられたのだが、これは問題行為なのだろうか。
キジいわく、「二人で出かける自体、気を持たせていることになる」と。
僕は、相手が男だろうが女だろうが関係なく食事を共にする。
たとえそれが性行為だとしてもたいして気にしないだろう。(それは気にしろよ。)
ともかく、他人に言わせると、僕は相手を信用しすぎなのだそうだ。
というより、「まさか僕なんかに」と自分を見くびっているだけにすぎない。
なぜなら、常日頃からご主人様にブス、デブ、バカ等の散々な罵りを受けているからだ。
こんな謂れを毎日受けていたら、誰が惚れらているなどという妄想を抱くだろうか。
ということで何の気兼ね・心配もなくして男と食事が出来るわけである。

ただひとつの問題点を除けば。

それは、この広い世の中にはドキュソがいっぱいいること。
そして、そいつらを集めてしまう要素(フィフスエレメント!)が僕にあること。

思春期の頃モテなかったのは、あまりにも世界が狭すぎたからだといえる。
大学に入り、ネットにつなぎ、様々なバイト経験を経て世界が広がった今、
あの頃には想像もつかないくらいの…その…奴等との出遭いが多くなり、苦労を重ねてきた。
僕が「まさかね」とか「有り得ない」とか「大丈夫だよ」と言う時には必ず悪い方向に事が進む。
あたかも失敗・挫折・敗北・諦めだらけの人生でしかないように。
それでも希望を持って臨んでいる僕は、果たして馬鹿なのか、それともポジティブなのか。
時に傷つき、時に泣き、鬱になり、ヒッキーになり、電波をとばすこともあるが、
いつか誰かまともな人間に出逢えれば、元の世界に戻れるかもしれないのだ。
僕は、明るい世界への希望と憧れを一心に抱き続けたいと思う。

まさか、主任は、違うでしょ。




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