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2002年12月19日(木)
朝6時12分に起床し、僕は身支度を始めた。 今日はマイクロソフトのセミナーが東京国際フォーラムで開催される。 セミナーと言うのだろうか?よくわからないが、まぁ主催はマイクロソフトだ。 どーんと出てみた。
7時12分発、9時22分着で有楽町。 一応地図もプリントアウトしておいたのだが、それはまったくの意味を成さなかった。 何しろ駅に目の前にあったのだから。 僕は矢印のプラカードを持つ人の示すとおりに歩いていった。 周囲を見渡すとなんだか嫌な予感がする。 スーツ姿の人間が数多く見受けられるのだ。 しかしそんなはずはない。 なにしろ応募要項の注意書きには「カジュアルな服装で来てください」とあった。 そう、僕は額面通りのカジュアルな服装で来たのだった。
嫌な予感的中。 私服の人間は3割強しかいなかった。 僕は恥ずかしかった。 帰りたかった。 それでもそこにいたのは、僕と同類の人間がまだいることと、 ここに来た意味をなくしたくないからの一心であった。 実際帰らなくてよかったと思う。 僕が参加したのは今日の2項目だけだったが、そのたびにアンケートを提出し、 マイクロソフトオリジナルノートを貰い、さらに、スロットゲームでメモパッドを貰った。 本当はマウスが欲しかったのだが、残念ながら5等だったのだ。 いやそんなことではない。講演だ。 最初は阿多社長の話を聞き、次に野中さんという営業の方の話を聞いた。 行ってよかったと思う、うん。
それからバイトのためにすぐさま高崎へ帰る。 途中上野構内のベーカリーショップでパンとホットミルクを頂いた。 高崎に着くと、チャリがない。 衝撃だった。 どこをどう探しても朝置いた場所にチャリがないのだ。 どうやら市に回収されてしまったらしい。 あまりの腹立たしさに、僕は気持ち悪い腹をさすりながらファミマでチーズまんを購入。 オレンジジュースを片手に、食しながらバイト先まで歩いていった。 このクソ寒い中に、よくも市はそんなことをしてくれたもんだ。 僕はもう二度と市に金払ってチャリを取り戻す気はなかった。 あいつらに金払うくらいなら、その10倍の金を払って新品にした方がマシだ。
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