2003年08月12日(火)


楽しい歯医者の日。
予約は9時。もう朝からウキウキ。
先週で歯石をとり終えてクリーニングが完了したため、今日はいよいよ虫歯の治療である。
10分ほど遅刻して到着、「くるちさーん、お入りください」。
どきどき…。
まず歯茎の検査、次に治療のためのレントゲン、そしてなんと麻酔針が用意された。

ま、麻酔っすか?! 虫歯程度で?!

内頬に一発、内唇に一発、歯茎に一発、計三発を注射して僕は置いておかれた。
段々と右頬のあたりがしびれてきた。
うう…気持ち悪いよ〜…。早く治療してよぉ〜…。
しばらくしてから先生が来て、歯がキュイィィィンと治療された。
たまにカキーンと痛かったが、さすが麻酔、あんなことやられてへちゃらっすよ。
確かに麻酔すると先生のほうも患者のほうも楽だもんなぁ。
気ぃ使いながら少しずつ少しずつ削ってくより、一気に治療したほうがいいのだろう。
さすがに治療スピードは早く、あっという間に終了。
歯は凸凹というか崖になったというか。
さらに虫歯治療第一日目で銀歯の型まで取ることになる。
元々つけてあった銀歯は外し、その中まで治療したのだ。
それから来週出来上がる銀歯を待つために歯に詰め物がされ、今日は終了。

麻酔解けてねーよ!!

それから現在15時に至るまで僕の右頬は麻痺したまま。
出かけることもままならず、食べることさえままならず。
昼飯のそうめんをすすりながら、「せめて朝飯食っとけば」と悔やまれてならなかった。
もちろんろくに食えず残したわけだが。
鏡を何度か見ても、右唇だけおかしい。
顔面麻痺のある人は大変だと思った。
本当につくづくそう思った。

一昨年逝った歯医者は、麻酔なしで丁寧だが指導されるのがうっとうしい。
今年逝った歯医者は、麻酔ありで丁寧だが指導は特にしないのがいい。

患者にとってはどっちが良いのだろうな。




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