2003年09月02日(火)


なぜか知らないけれども、ヤフチャで友録までしてしまった仲の男がいる。
僕は初心者だったのだ。
何も知らぬまま「友録ってどうやるん?」などと質問してたまたま友録した相手が彼。
まさかそれが知り合いだとも知らずに。

そうして知り合った彼とは、時々PMで話す程度の中だった。
僕は彼のことを知りたかったし、彼も誰かに話したかったようだからだ。
意味のない話を延々としてるつもりでも、
「なかなか充実した話だったよw」
などと褒められることも時々ありといったように、話は続いた。
たとえ僕が「そうかぁ?」といい返したとしても、
「言ったでしょ。人それぞれ感じ方は違うんだからw」と
俺大人だからみたいな返答をしてくるので、結構面白かったのだ。

そんな彼の、一生引きずるような経験のあらすじを話そう。

そのとき彼は4年生。ある部活の幹事長という役職に就いていた。
そのような平和な折、事件は起こった。
一年後輩の女の子(彼氏付き)から猛アタックをかけられたのだ。
3ヶ月かかって彼は撃墜。彼女のセフレと成り下がる。
初Hも彼女。彼氏に尽くす彼女のストレス発散の道具として扱われる。
しばらくして、「このままじゃだめだ」と彼女から離れることを決意。
が、別れると、彼女の嫌がらせ始まる。
負けじと部活を立て直し、部員たちは彼の元に戻ってくるが、彼の傷は癒えない。
それから数年間をひっきーとして過ごしていた。

実にくだらない話だ。
ログ保存して2chに貼り付けたい衝動に駆られたほどだ。
しかも、ヒッキーと言っても彼は職も持っており、資格もあり、勉強中の身だと言う。
どこがヒッキーなんだか。
ホンモノのヒッキーが聞いたら怒られますよアンタ。ヒッキーなめんなよと。

恋愛問題、しかも部活内だけの世界でじたばたしていて非常に情けない。
「辞めりゃーよかったんに」といえば「幹事長だから辞められなかった」。
「自分が原因じゃん」といえば「好きという気持ちは信用してはいけないのか」。
「そんなのどこの部活だってあるよ」といえば「ウチは特別ヘンだった」。
「そういう経験もいい経験だよ」といえば「しなくていい経験だった」。
その上、宅間守事件まで引っ張り出してきて、
「いい経験だというなら、その被害者たちもいい経験をしたといえるのか。
 彼らの傷が癒えることなんてないだろう」と次元の違う話を持ち込んできた。

もう駄目だこいつ。
話つうじねぇ。

そう思い、
「まるで碇シンジ君みたいだね。アムロもびっくりだよw」と言うと、その嫌味も通じてるのかどうかって感じ。
俺大人だからそんなことで怒らないよみたいに「そうかもw」って返してきて、ワロタ。
PMの画面には、彼のフォントの色である黄緑色がびっしり。
本当に気持ち悪くなって、適当に話終わらせた。

あんた気持ち悪いよマジで。
井の中の蛙?



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