|
|
■■■
■■
■
2003年09月01日(月)
御主人様は僕よりも上である。 地位は下だが、何かと上に居たがる。 おかげで麻雀でも学歴でも友達の数でも何でも僕のほうが格下だ。 いつも悔しい思いをしている。 でも、勝てるものがたった一つだけ今はある。
五目並べだ。
囲碁にはまっている御主人様にとって、五目並べで負けることはとても悔しいこと。 いつも僕が勝っているというわけではないが、通算は僕の方が遥かに上である。 かくいう今夜も「一緒にお風呂に入る権」vs「囲碁の相手をする権」をかけて 勝負した結果(先に三連勝したほうが勝ち)、見事僕が勝利を収めた。
御主人様はムカついていらっしゃった。
僕は負けることが大嫌いなのに、今まで、負け犬人生だった。 麻雀いっぱいして鍛えても御主人様にはかなわないし、ランキングも下がったまま。 学歴は特に誇るべきものでもなく、友達も減るばかりである。 そんな僕にたった一つでもご主人に敵うものが出来た。 それはとても喜ばしいことである。
僕は鍛えようと思った。 なんだか気力が湧いてきたぞ。 そして、いつか麻雀でも財布から全財産をかっぱらってやろうと思った。
|
|
|