2003年10月01日(水)


朝六時起床。
夢見最悪。
今日は内定式、同僚たち全員との初顔合わせである。
それなのに、見た夢は、課長から叱責される夢…。
一体何が起こるのか。

上尾あたりで僕は腹痛のあることに気付いた。
せめて埼京線を乗り終えるまではもって欲しいな。
群馬から五反田までは遠く、電車の本数もなく、山手までは我慢しかなかった。
大宮につくと、いよいよ痛みは増した。
もう少し、赤羽まで、あと少し、埼京線の快速に乗れればそれでいい。
赤羽に着き、座席を立って少し歩くと、だいぶ楽になった。
でも電車に乗り込むと、いよいよピーク。
最近便秘だったのが禍し、その痛みは秒単位の波になって迫ってくる。
十条、板橋、池袋…。
恵比寿まで我慢だ、快速逃したら内定式遅刻しちゃう。
体と心の葛藤が続き、目白と高田馬場を過ぎたところで決意を固めた。
もうだめ、新宿で降りる。
新宿まで来れば山手でどうにか行けるだろう。
僕は新宿に着いて一目散に階段を駆け上がったが、構内地図を見て愕然とした。
トイレ改札の外にあるじゃないですか。
我慢の限界だった僕は、駅員さんに懇願してトイレへ行かせてもらった。

そうして2分ほどの遅刻をして会社に到着。
でも大丈夫。
寝坊のため1時間遅刻という人がいた。

内定式のあとその面子でモスへ行く。
僕は一人だけ文系で、落ちこぼれ確定かと思ってたけど、僕レベルが結構いた。
スタート地点は一緒か?
でも、そんな振りして実はコソ勉だったりするのだろうか。
とにかく、僕はやる気ない振りもしないし、ちゃんと勉強もしようと思った。

それから八重洲ブックセンターへ行く。
ご主人の依頼品、歴史群像の雑誌のバックナンバーの「万葉集」を買うためだ。
あるわけがなかった。
卒論の資料も買いたかったのだが、これまたろくなのがなく、諦めて帰る。
途中で秋葉によってメモリを買おうと思っていたので、そのまま歩き続けた。

試供品やティッシュを必ず受け取って歩き続けると、受け取れない試供品に遭遇。
歩き続けようとしたら、手に取った試供品を受け取らせずに、話しかけてきたのだ。
しまった…。
と思ってももう遅い。
キャッチに引っかかった。
そのままエステ「ヴィーナス」に連れて行かれ、僕の肌がいかに悪いかを笑顔で話された。
そして手入れの仕方からエステの相場までとくと聞かせてくれた。
どの女の子も明るく気さくで田舎の出の子が多いらしい。
彼女等は肌が綺麗になることについて本当に楽しそうに、嬉しそうに語り、
僕はまるで宗教の勧誘を受けているかのような錯覚に陥る。
クーラーの冷気に爽快感をしばらく味わってから、軽く断って店を後にした。
慣れないヒールの靴が僕の足を蝕んでいたので、だいぶ休めたようだ。

歩き続けると、そこは新橋だった。

反対方向に歩いてたー!!

有楽町を通り過ぎた時点で気付くべきであった。
それから新橋で電車に乗り、有楽町、東京、神田を通り過ぎ、ようやく秋葉。
メモリを買おうにも、表示されてる説明書きが全くわからない。
店員に聞きつつ電気街をさまようが、意味がわかったところで、帰ることを決意。
とりあえず、ちゃんとしたメーカー品の方がいいという結論だったからだ。
それならば群馬でだって安く買えるのだ。

高崎駅でご主人と待ち合わせ、餃子の王将で夕飯を食う。
量も少なく味も普通。安くて当然。
特にお勧めできる店でもなく、店員は全員バイトでトレーニングもちゃんとしてなかった。
ということで口直しにミスドへ。
おしゃべりして帰宅した。

ただいま二号さん。



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