2003年10月21日(火)


クマたんからの大ニュース「かにが来た」。
僕は、二号さんを連れて食いに行くという約束をした。

しかし、いつまで経っても二号さんは帰ってこなかった。
しかたがないので僕一人でかにを平らげに、クマ家へ。

かにだー!!かにのにおいがする!!っていうかかにがいる!!
え?!10匹以上いる?!マジで?!


喜び勇んで、クマたんと共にかにを食する。
兄たんはかにには興味ないという。
それどころか、ダイエットのためにカリカリを仕舞っているクマたんに怒りを覚えている。
そのうち兄たんは冷蔵庫を開けだした。
クマたんが「缶はないよ」と言い放つと、さらに冷蔵庫を開けようとした。
どうやら自分で缶を出すといって聞かないらしい。
あまりの落ち着きのなさに呆れ果て、クマたんはとうとうカリカリを皿にあけた。
兄たんは、少しぽりぽりと味見すると、そっぽを向く。
どうしたのかとクマに問うと、

「あいつはね、目の前に食い物がないと落ち着かないんだよ。
 ありゃいいんだよ、ありゃ。そうすりゃおとなしくするわ」。


まったくその通りだった。
カリカリがあることを確認した兄たんは、コタツで丸くなった。
兄たんが丸くなると、本当にまん丸になるので、洒落にもならなかった。

そうこうしながら僕の食は進む。
もう二匹目を平らげてしまった。
クマたんは、太っ腹に、「持ってけドロボー!」と土産かにまで持たせてくれた。
僕は幸せだった。
水も飲まずに食い続けた。
群馬人にかには毒だ。麻薬だ。
とにかく、おいしかったんだ…。

その日の夜中0時に、二号さん帰宅。
夜遊びはほどほどにしろよバカ猫…。



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