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■ Chet Bakerを探せ!
もう半年も前に買った洋書(写真集)をながめていたら、「CHET BAKER」というタイトルのレコードが写ってました。どっかで聞いたような名前だけどよくわかんなかったのでそのまま放っておいたら、昨日週刊誌の音楽評に「チェット・ベイカー」の名前が。そして今朝の日経新聞にチェット・ベイカーの写真が!!
…これは絶対呼ばれてるなーと思い、早速検索をかけてみました。 彼は1950年代に活躍したウェスト・コースト派のトランペッター兼ヴォーカリストで、甘い声とルックスで当時女性にたいへん人気があったそうです。後年麻薬事件で投獄されたりホテルから「落下」して死亡したりと破滅的な人生だったとか。それでもたくさんのレコードの秀作を遺したそうです。
あるサイトさんで推薦されてた彼のアルバムは「My Funny Valentine」。ちょうど時期的にもぴったりなのでした。 ちなみにここで歌われる「Valentine」とはヴァレンタインデーのことではなく女性の名前です。 「僕のおかしなヴァレンタイン、今のままのきみが好きだから髪の一色も変えないで」といったなんとも甘〜いラブ・バラッドで、ビリー・ジョエルのヒット曲「素顔のままで」がこの「My Funny Valentine」を意識して作られたのは有名な話です。 以前阿川康子が今は亡き(苦笑)三田のCMでこれを歌った時、スタンダード・ナンバーとは知らない若いファンから「三田の歌を歌って」とよく言われたそうです。なあんにも知らない人の心を動かすものこそ「名曲」なのかもしれません。
…ということで、近々チェット・ベイカーのアルバムを探しにいってみようと思います。
2002年02月09日(土)
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