2005年11月17日(木) |
みんな観に行こうね! |
青い棘がひどかった分期待しているBrokeback Mountainですが、これはゲイの映画というよりは女の子のための映画だよね、というコラムがObserverにありました。
この人わかってないなぁ今更だよそんなの当り前じゃんかよ腐女子狙いとしか思えないんだよ原作の作家も女性だしとか思いながら読み進めていたら、「日本ではYAOIという男性同士の恋愛話を楽しむ女性がいる」という話になって、ある程度わかっている人だということがわかりました。それだけです、はい。
というわけでBrokeback Mountain早く日本で劇場公開されないかなー。 MIXIの方ではちょっと書いたのですがすごく萌える短編です。 70年代アメリカのカウボーイ同士の20年以上続く恋の話ですよ(この設定だけでもう…)。監督はアン・リーだし期待大です。原作の翻訳はまだ出ていないようですが出たら皆さんも読んで一緒にハァハァしてください。原作者はアニープルー。
ちなみにObserverのコラムでは、「お互いに恋をしたこと」自体には何も疑問を抱かない二人の関係性が最近の映画とはアプローチが違うという話があって、結構面白かったです。要するにこれはロミオ&ジュリエットとかタイタニックだと。お互いへの愛情はデフォルトであり、彼らを取り巻く環境がそれを非常に難しい関係としてしまうというところが焦点となっています。
まぁ個人的には「どうしてこんな人好きになっちまったんだよー」と苦悩してグダグダしてその過程で面白いダイアローグがある映画の方が好みだし、それの方が恋愛映画では主流(?)なのではと思うのですが、こういう直球なものを笑い飛ばせるほどすれていないのが本音ですよね… そういう関係に憧れを抱くことも否定できないし。
ちなみにこのコラムのライターの解説が最高でした:「これはゲイについての話というよりはむしろ感情ポルノだ」 感情ポルノという言葉が気に入りました。例えば日本の中高年男性にとってのプロジェクトXみたいなもんかと。
というわけでやおい論にも映画論にもならなかった吉田さんのつぶやきでした。
全く関係ないですがとある超有名ブログをこの後なんとなく読んでみたのですが、非常に不快指数が高くて2003年の途中でやめてしまいました。もしかしたら現在の日記はおもしろいのかもしれないけど2ちゃん的パーソナリティの一番嫌いな部分を濃縮したような感じだった…。 あぁいやなもん見ちまった。
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