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2002年04月28日(日) 大学という場所

どうも自分のいる環境や周囲の人々が「普通」なのだと感じてしまいがちなのだが、実際には普通ではないようだと近頃意識するようになった。そもそも普通などという基準は実際には存在しないという話は置いておいて、もし仮に「普通」というものを設定した場合、おそらく自分のいる環境は普通ではない。そしてその普通ではない環境にいて、とても良かったと思う。今その場所にいる自分はその意味で幸せだと思う。ここには(俺にとって望ましい)可能性が広がっていて、しかも実際にそれに手が届く可能性は「普通」より高いのだ。もちろんその環境にいるだけで手が届くわけではないが、環境は大事だ。環境は人を変える。環境は人の可能性をときに伸ばし、ときに摘み取ってしまう。環境がどうであろうと、本人のやる気さえあれば何とかなるというのは、確かに間違ってはいないかもしれないが、だからといって望んで可能性の低い環境に飛び込む人はおそらくいないだろう。

要するに言いたいことは。
俺はこの大学が好きだってこと。
そこにいる人々(全員ではないけど)も含めてね。
この環境を選んで良かったと思うよ。
しかしだからといって、この程度で終わりたいとも思わない。
この程度の満足で終わりたくはない。
学生時代が一番楽しかったなどというくだらない(と俺が思う)人生を歩みたくはない。





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