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大学の実験の内容が、すでに勉強したことのある分野とまだ勉強したことのない分野の場合がある。前者の場合は復習あるいは補足程度の調べものを、後者の場合は図書館でその分野の専門書を借りるなりして一から(実際には他の分野で培った考え方が応用できるので一からではないが)勉強することになるわけだが、どちらにしても結局はすでに存在していることを学ぶわけである。つまり、「教科書」がある。将来研究することになると、すでに存在する「教科書」ももちろん参考として用いるだろうが、最終的には自分の頭で考え、自分の手で実験し、その結果を形にする。それが誰かのための新たな「教科書」となる。
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