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『私は、自分の中からひとりでに出てこようとしたところのものを生きてみようと欲したにすぎない。なぜそれがそんなに困難だったのか。』(ヘッセ(高橋健二[訳])『デミアン』)
自分のしたいことを妨げようとする人は存在する。 「いくらがんばってもできっこないよ」「世の中は君が思っているほど甘くない」と言ってくる人がいる。 あまり、気にしないように心がける。言わせておけばいいのだ。「世の中は甘くない」という言葉に甘えて努力しなかった人間が何を言っても聞くに値しない。そいつが悔しがるくらいに楽しい笑い声を聞かせてやればいいのだ。そういうふうに笑えるように生きればいいのだ。 傲慢だろうか。でも、いいのだ。これくらいの傲慢さがせめて若いときにはあってもいいと思うのだ。今はまだ、そう思うのだ。
……ありがとう。
(もちろん、「世の中は甘くない」というのは傾聴に値する忠告である場合もあるけれど)
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