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2002年07月17日(水) 誰かの傍で

誰かの傍にいたくないことには理由がある。
では誰かの傍にいたいと思うことには理由があるか?
おそらくあるのだろうが、往々にしてその理由を認識できない場合が多い。
理由は必要でないから、と自分を納得させて割り切る場合がある。
理由を考える前にまずその人の傍にいることが優先されるからだ。
でも僕はその理由がとても気になる。
その答えらしきものは、ある程度出るときもあるし、全く出ないときもある。
つまりよくわからないということだ。
僕はこれからもその答えがわからずに歩いていくだろう。
答えがわからないうちは、どこまでも歩いていける。
答えがわかれば、それは旅の終わりだ。
僕は旅をしている、あるいは、旅をしているという幻想の中にいる。
幻想と現実の違いは、認識の差でしかない。
人間の脳にそれ以上の識別を期待するべきではないと思う。
それは少し自分の体験を振り返ればわかることだ。


sora |MAIL