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2005年01月28日(金) 別れ

終わりなきはずの悲しみは幕を閉じて
季節も変わって
寒さがやけに身にしみるけど
あれは忘れもしない
夏の始まりの日で
私の代わりに今年は空が泣き続けた
だってあまりにも夢の続きのようで
泣くことさえもできないまま
さよならね
最後の言葉さえ届かない
別れの冷たさを
嫌ってほど思い知らされる
聞かせてほしかった
嘘で構わないから
私はあなたに確かに愛されてたって
たった一度でいいから
(浜崎あゆみ『Memorial Address』)

別れの悲しみは、いずれ失われる。
それを知っているからこそ、人との別れは悲しい。


sora |MAIL