いまの君にしっかりとわかっていてもらいたいと思うことは、このような世の中で、君のように何の妨げもなく勉強ができ、自分の才能を思うままに延ばしてゆけるということが、どんなにありがたいことか、ということだ。(吉野源三郎『君たちはどう生きるか』)そのようなありがたい期間はもうじき終わるが、未来の自分は今よりも今を楽しんでいると思いたい。昔は良かったという台詞は、嫌いだ。