今日は金曜日。
お仕事をしている人達の多くは、月〜金の5日間の仕事の疲労が来ている金曜日(笑)
我が家はかりんとゆじゅちが空手を習い始めた為に
限界間近な金曜の夕方に、空手の稽古の付き添いをしなくてはなりませぬ(汗)
まだ子供達だけで通わせるのは無理だからね。だってゆじゅも居るしね。
6時半には夕食を済ませ、7時までに体育館へ胴着を着て入っておきます。
8時半までの稽古の間、親もず〜っと見学してます。
友人S家の男の子2人と、我が子の4人が一緒に習い始めたので
残業になったりしたら夕食を作りあったり付き添いも交代で行くなどして
父母4人で工夫に工夫を重ねてなんとかやってきてました。
そういう状況なので、練習中にふざけて遊んだり、気合が入っていない姿を見ると
「・・・・・・オラオラ( ̄△ ̄#)モウオマエヤメルカ?!」
と怒りがこみあげちゃったりもするのですが(笑)
3月から通い始めて2ヵ月半。
6月に昇級審査があるとは聞いていたのですが、初心者の我が子達には無縁の事だと
思っていたのですよね。
お兄ちゃんお姉ちゃんの頑張る姿みて刺激になればいいよね〜♪なんて言ってたのですよ。
したらば、初級者12人の中からも先生から見て受審許可を出せる子が居たらしく
稽古の後に3名の名前が呼ばれてるのです。
え?
かりん、あなた呼ばれてるよ?
あらま!(笑)
1人目は半年間初級者として稽古を受けてきた2年生の男の子。
2人目は同時期に入ってきた3年生の男の子。
んでから3人目に2年生のかりんです。
呼ばれた瞬間、本人大喜び(笑) 親はこっそり大喜び(笑)
これまで練習を真面目に頑張った、って事だもんね。
お風呂上りの体をストレッチしたり、パジャマ姿で型の稽古をしてきたりして
実際の稽古以外でも自主トレしていた事もあったりしたからなぁ。
なぜこっそり喜んでいたかと言うと、同時期に入ったかりんの同級生の友達の名前が
呼ばれなかった事に気を使っていたからなのですね(笑)
その子自身は、何気ない様子を装いつつもガクーンと肩を落としていました( ̄▽ ̄;)
するとその母親がこれまた追い討ちかけるように
「名前も呼ばれへん弱虫は知らん!」と普段の稽古をふざけているその子に怒り爆発(汗)
た、確かにいつも真面目に稽古してへんくせに落ち込んでたりなんかしたら
あたしだって子に怒り覚えるわな…。
これをきっかけに稽古を真面目に頑張ってくれたらいいのだけどな。
父も母も「(`Д´)ムキィィィィ!」ってな状態だったので、あたしがフォロー役です(笑)
「R君、ちょっとこっちおいで?
あんな?R君っていつもふざけて先生に怒られてるやろ?」
「…ぅん」
「実はな、かりんはお家でも自分で型の練習して頑張っててんで」
「え〜!そうやったん?!」
「そうやねんで、R君は自分で出来ないとこを練習したりした事あるか?」
「俺、そんな事してへんかった…」
「強くてかっこいいお兄ちゃんもいっぱいいっぱい練習したから強くなれたんやで?
最初から強い人なんておらんもんな?だからかりんも頑張ってたんよ」
「俺も頑張るようにする…だってかりんに負けたくないしな」
「…(笑) なぁ?かーちゃんが『弱虫』って言うてるけど悔しくないの?」
「悔しい…」
「かーちゃんはR君に弱虫、って悪い言い方して怒ってるけど
本当はいつもすごく応援してたからちょっとがっかりしてるんちゃう?わかる?」
「…わかる…」
「じゃぁ、かーちゃんの事怒らずに頑張って練習して強くなろうな。
そしたら弱虫なんかじゃなくなるもんな?」
「わかった。ゆじゅママ…俺も頑張るわ。」
可愛いので抱きしめてやりました(笑)
基本の型をきちんとできたら昇級して黄色帯になります。
そうしたら初心者の通称「白帯軍団」(笑)から抜け出て
強くてかっこよい色んな色の帯を締めた憧れのお兄ちゃんお姉ちゃん達と
一緒に難しい練習ができるようになります。
白帯軍団では紅一点だったかりんもかなり嬉しそう。
親バカですが、ま、うちのかりんなら大丈夫でしょう♪ふふふ〜ん♪(笑)
「3人の中に選ばれて昇級審査に出れるけど、威張ったりするのは格好悪いからね?」と
説明しておきました。頑張った結果を嬉しさのあまりに嫌な風に表現してしまうのは
とっても格好悪い事だと、わかって欲しかったからです。
頑張っても出来るようになるまで時間がかかる子だって居るんだ、と言う事も
わかるように話してみました。
強くなれるのはいいけど心の優しさを失っては元も子も無いものね。
だけど、うん、やっぱり嬉しいから思いっきり褒めてやったですよ、うんうん(笑)
さぁさぁ、これで魔の金曜の見学もしばらくは楽しく過ごしていられそうです。
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