新古今東西お笑い見聞録



飛石連休

2002年05月15日(水)

今日はちょっと手が空いているすきに更新します。
今回は飛石連休。OAバトルでもおなじみの
漫才コンビなのですが、ついさっき経歴を調べたところ
サンミュージックと知りびっくりしました。

この二人の漫才は非常に不思議で
テンポが良いわけでもなく、
しかしテンポが悪いというわけでもなく
それでいて流暢かとえばそういうわけでもないのですが
なぜか世界に引き込まれて笑ってしまうのです。

この妙な面白さ、なにが原因かと考えていくと
二人のキャラクターにあると思います。
おっとり型で天然をにおわすボケと
それを保護者のように突っ込むという二人の
キャラクターと関係が非常に相性がいいのです。

この関係に関してはこの二人が特別なのではなく
昔から落語では(また出ました)当たり前のように
使われてきたものなのですが、実は飛石連休は
江戸落語、上方落語両方のキャラクターを
漫才の中に同時に取り入れてしまっているという
非常に珍しいパターンなのです。

江戸落語の与太郎のように大ボケの時もあり
上方落語のようにボケつつ突込みをやり込めるという
時もあり常に客のほうが意表を突かれるという
状況にあります。

つまり簡単にいってしまうと飛石連休の
二人のキャラクターと関係は最高であるという事で、
この二人がすればどのようなネタでも基本的に
高い水準で笑えると、安定して面白いといえるわけです。

ただ現在を見てみるとOAバトルでも
OA率が100%ではないということから
安定感がますだおかだや、ハリガネロク等と比べて
低いという事がいえます。
これはどこに原因があるかというと
経験ではないかと思うのです。

先ほども言ったようにキャラクターは
完璧といっていいほどできているのであとはキャラクターに
負けないネタと経験による自信がついてくれば
かなりの漫才師になると思います。

これからが非常に楽しみなコンビです。
努力をしてよりよい笑いを提供してくれる事を
期待しています。

 < 過去  INDEX  未来 >


ご意見ご感想、リクエストはこちらからメール下さい
PCに関する日記も書いてます
おおかみ
引越し前からの合計のカウンタです
本日は番目のアクセスです。
また昨日は人のご来場者がありました

My追加


古今東西お笑い見聞録が携帯用メルマガで復活します。 登録は下から!
Email:
Email:
お世話になっている企業です。


ホームに戻る