2002年07月16日(火)
今回は研究発表というわけではありませんが ちょっとした仮説を書いて行こうと思います。
テレビでタモリがさんまや鶴瓶の言葉使いを バカにしているところをよく見かけます。 私としては非常に不愉快なのですが この仮説を読めばただタモリが勉強不足で 無知なだけということがよくわかると思いますので あまりここではけなさないようにします。
さて本題なのですが関西弁のイメージである 「でんがな、まんがな」という接尾語、 関西の人に聞くと「なかなか使う人おらへんよ」 という答えが返ってくると思います。
しかしなぜ明石家さんま、桂三枝、笑福亭鶴瓶など 芸人はその使われなくなった言葉を使うのでしょうか。 実はこの3人には共通点があるのです。 それは3人とも落語とかかわりがあると言うことです。
桂三枝、笑福亭鶴瓶は落語家なので説明はいらないと思いますが 明石家さんまは笑福亭松之助の弟子であったということで 落語と密接なかかわりを持っています。
では落語家はみんな「でんがな、まんがな」口調なのかと 思い出してみると、ざこばも文珍も、米朝師匠もみんなが みんなそうだということに気づくと思います。
ではなぜ落語家はその口調になるのでしょうか。 この疑問はある人と知り合ったことで一気に解決しました。 この口調は元を正せば商人言葉だということがわかったのです。 これで全ての謎は解けました。 上方落語の原点はN●Kの落語への招待という番組で 桂文珍師匠が話していたのですが商人の掛け合いから 発展したものではないかということなのです。
となると必然的に落語の口調は商人言葉になり 「でんがな、まんがな」が馴染み深くなっていくのです。
っとまぁこれが仮説なのですがかなりいい線突いていると 思うのですが皆さんどう思われるでしょうか??
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