新古今東西お笑い見聞録



M-1予選一考

2002年12月12日(木)

今回の決勝進出者を見て
少なからずますだおかだの言っていたことが
現実になったのではないかと思わないでもありません。

決勝に進んだ面々を批判する気は全くないのですが、
M-1の予選について批判したい事は多くあります。

これだけ注目を集めているイベントなのですから
公式ホームページで審査員の名前を公開すべきでは
ないでしょうか。

名前が出る事によって審査員の責任も大きく
そして重くなるわけで現状審査員の名前を
明記してある、公開しているところは
これと言ってない状況が裏を感じさせる
要因になっていると思います。

そして準決勝に至っては
その芸人の将来や知名度を決める重要な戦いのはずです。
準決勝での結果は公式HPで全ての漫才師に対して
審査員全員の寸評があってしかるべきではないでしょうか。

ルート33がただ「華がない」と理由だけで
関西で苦渋をなめてきたと言うことがあります。
それを聞いたオール巨人氏が
「そんなこと言うヤツはわかってないんや」
と言っていました。

その芸人の将来が決まるかもしれないイベントである以上
確固たる理由で正当な判断が出来るよう、
正当な判断をせざるを得ない状況を作ってほしいものです。
非常に接戦だったとファンの多くも思っているはずなので
どこで勝敗を分けたのか明確にして欲しいものです。

またM-1は漫才のグランプリと言うことになっています。
と言うことは日頃から漫才を主にしている芸人が来るべきで
コントグループが付け焼刃で漫才をして出場すべきでは
ないと私は考えます。

コント赤信号のリーダー渡辺正行氏が前回のM-1の時に

「俺達は漫才には手は出さなかった
 漫才は年月を重ねただけ上手く、面白くなるから
 俺達みたいに後からやってもツービートやB&Bたちには
 勝てないのは当然だったから、だから少しでも付け入る隙のある
 コントで勝負してきた」

と言っていました。

私はこれを聞いて非常に感動しました。
これを若手のコントグループにもわかってもらいたいとも思っています。
今回の参加者をすべてみてみると「なぜ??」と思う人も
たくさんいます。
彼らはM-1に出るべきではないのです。

しかし彼らにもこのような大イベントは必要です。
主催の島田紳助氏が漫才出身で出来たM-1なら
コントの大御所である誰かが同じようなイベントを
作ればいいのです。

小規模ながらR-1グランプリなるイベントも
出来ているのですからコントのイベントも作り
各優勝者で元旦に天皇杯のようなこともやってもいいのではないかと
思うわけです。

今後これらのイベントを続けるためには
必要なのではないかと今回思ったので
書き連ねてみました。

29日の本番楽しみにしています。

尚本日より私の個人的な都合により
M-1決勝までお休みさせていただきます。
更新再開時はM-1出演者全員の私の評価を書いていきますので
ご期待下さい。

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