Underground


2005年02月18日(金)
つづき3

「おとーさまが帰ってくるってーーー!!もうすぐだってーー!!」
少女はきらきらと目を光らせて、自分の方へかけてきた。
「ヨーダがもどってくるって?」
「うん、今日大陸に行っていたエルガーんちのおとー様が戻ってきて、さっきいってたの。久しぶりだね。私、ちゃんと稽古してたからお父様、相手してくれるかなぁ?」
「そうだな。ちゃんと夜ひとりで寝れたらな。」
「・・・・寝れるもん。」
ぷぅと口をとがらせてこちらを睨む。
後ろを振り返ると、先ほどの女はいなくなっていた。いつのまにか帰ってしまったのだろうか。どこか、変った女だったな、と思った。


「笑ってなさい・・・か。」


「おにーちゃん、何か言った?」
「ううん。もう、暗くなるからかえろう。」
「うん」
紫色の空に浮かぶ青く薄い月を背に、小さな手を引き来た道を歩き始めた。

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「Sさんオランダに出張ですって」
「えーですなぁ。●社に評価ですか。」
「そうです。新しいやつ見にいくみたいですよ」
「ふーん。でも、あれ、お高いですよね。どうせ買えんでしょ?」
「そうですねぇ。たかいですよ。3●億だったかな。」
・・・けたが違う・・・・。こんな単位になっても
10個買うから1個まけろという話は
当たり前にあるんです。りんごじゃないんだから・・・。
オランダいいなー。





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