徒然草日記...至都

 

 

いじめの構造 - 2002年04月02日(火)

過去に2回所謂「いじめ」にあったことがある。
いずれも十代で、最初は中学に、2回目は大学に入学直後だった。

両者に共通するのは「突然」「何の前触れもなく」始まり
終わりもまた「突然」であることだ。

実際に起こる主な事も
1)朝教室に入るとシンと静まり返る。
2)当然挨拶は返して貰えない。
3)お昼を一緒に食べるヒトもいない。で、いつも独りで食べる。
4)団体行動をしなければならない時、必ずあぶれる。
などであり、こちらも共通している。

何れの時も凍りつくような沈黙の中で
黙々と通学し学び、時間が過ぎるのをただ待った。
何時か風向きが変わる時が来るだろうと独り考えながら。

何が原因で何がきっかけで起こったのかが未だに判らない。
判らないから修正しようが無い。
そして、何時でも誰も何も語ってはくれない。

終わりは「進級」や「クラス替え」で訪れる。
周囲を取り巻く人間が変わると「突然」終わる。
自分自身が大きく変わった訳ではない。
周囲が変わっただけである。

「いじめ」とは
もしかしたら集団ヒステリーの様なものではないか。
誰か核となるヒトのストレス解消希望が周囲に伝搬し
結果多くのヒトが参加して独りの生贄を求める行為になる。

だから何時までたっても解決の道がない。



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