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ひとり - 2002年08月17日(土) 以前よりも私は独りになってしまった。 中途半端に楽しい時間があっただけに。 この孤独感、ひとり暗闇にとり残される感覚は悪夢に近い。 自分だけが暗闇にすっぼりと包まれていて 周囲では笑顔の顔見知りに取り囲まれている。 最初から独りならそれは少しも恐くない。 顔見知りの姿があることが恐ろしいのだ。 嫌われているならまだしも無視されて まるで最初から其処には誰も存在しないかのように 振る舞われることが恐ろしいのだ。 人格とかいう以前にその存在自体を否定されてしまう恐怖感。 挨拶さえ返して貰えず顔を見たのに 敢えて顔を伏せて見なかったことにされた。 あの沈黙が無性に恐くて足が向かない。 特に土曜日。 行きたくないから誘われなくてもかまわないはずの飲み会 があるのだろう。 ただただ恐い。 個人的楽しみを削がれてしまうような やりきれなさと怒りと絶望感。 助けは何処にもない。 ...
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