徒然草日記...至都

 

 

トップガールズ - 2011年04月09日(土)

野球も無くなったし
計画停電もとりあえずないし
何故かチケットを確保出来たので
シアターコクーンまで行って来ましたよ。
観たかったんだ、此れ、トップガールズ。

主演が寺島しのぶさん。
あと、麻美れいさん、渡辺えり子さん、小泉今日子さんなど
全部で6人だか7人だかの女性のみで演じられる舞台。

冒頭の歴史上の登場人物、勿論すべて女性、が
主役であるマーリーン(寺島しのぶ)の昇任祝いの場に集う。
という会食場面が売りだった、か?
宣伝では究極のガールズトークとか謳ってたけど
ま、その通りだな。

但し、全員が全員、私が私が、な自己顕示欲丸出し
つか自己中全開な女性達の会話だったがw

うーん同じように或る意味トップガールズ的な生き方
している自分には
ちょっとイタかった舞台でしたよ、いろいろ。

途中の台詞で観客の多くが嗤った場面とか
わたくし的には到底わらえなかったですからね。
客席のほとんどが女性であったにも関わらず
その中で猛烈な疎外感を感じ
舞台の上の役に強烈な親近感を感じていた。

麻美れいさんの存在感がすごい。
さすが宝塚出身者は違う。

あと、渡辺えり子さんが圧巻。
アンジーという名の知恵おくれ気味な16歳の少女を
見事に演じきっていた。
解説書には愛しさを感じられる演技とあったが
そういう甘っちょろい感傷を持って観ること事態が間違っている。
そういう舞台だったと思うよ。

勿論、最後まで一気に魅入ってしまったわけだけど
途中で地震、それもかなりな揺れがあったが舞台の中段はなし
但し、観客の中には席を立つひともみられた。
終演後の感覚としては
それほど爽快感を得られるようなものではない。
いや、いい舞台だとは思うけどさ。
なんか自分の生き方とか在り方とか問われているようで
触れられたくないところをあからさまにされて
えぐられたみたいでズキズキした。
そんな舞台。



そうそう小泉今日子さん演じる二条
本人曰くもっともうざい女だと思うので最高にうざく演じた
については正しくその通りだったよ。
うん、最高にうざかった。
あの面子のなかでそれってすごいと思う。
アイドルからうまく女優に化けましたな。


...




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