2003年07月21日(月)<<<今日はバトルロワイヤル2の感想。
今週2本見た映画の2本目、バトルロワイヤル2の感想です。

今日は昨日とは場所を変えて、池袋サンシャインでの観覧。 六本木ヒルズのようなシネコンとは規模が違い、こじんまりしたハコ・ スクリーンだけにちょい盛り上がるには欠けるかと(自分的に)心配。
でも映画が始まると、1を(DVDで)見てから2週間後の自分は ぐいぐいと、深作欣ニの世界に引き込まれるような感じを覚えました・・・
映画の世界観は、前作とほぼ同じなのだけど 今回は「大人」と呼ばれるものたちの「汚さ」が、より一層感じられ、 また映画の主役である子供たちの、あまりにも急激な「悲しい」運命の濁流に 巻き込まれて命を奪われていく姿に、不思議な感触を覚えさせらるのです・・・
ただ、前作と同じであるテーマ「仲間(がいることの大切さ・大事さ)」。
それは痛烈にココロに響いてくるし、普段の自分を思い返させるのに十分な 重みをもって、伝わってくるなぁと感じました。
自分が死ぬ時、もし大事な人がそばにいれば・・・
もし大事な人がいなければ・・・
その違いはあまりにも大きく、果てしない両極にあるような感じさえ覚えます。 自分はいま、ちゃんと生きているのか? 大事な人を守れているのか?
そんな思いが、映画を見終わった後もしばらく続く・・・ そんな映画です。
殺伐とした殺戮ゲームは、表相上の映像でしかなく、この映画の訴える・感じさせる 本来のテーマを、しっかりと感じたいし考えたい・・・ そう思える時を作ってくれる 映画だと、今でも思っています。
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