2003年08月25日(月)<<<映画「HERO」を見たお話。

というわけで昨日の続き。まだ日曜日のお話。
で、鎌倉から六本木ヒルズにたどり着いたのですが、これが上映開始時間
ギリギリで・・・(汗
鎌倉を出たのが5時半くらい。で、途中で乗り継ぎ悪くなってしまって
19時20分のHERO上映開始時間に間に合わなさそうな気配・・・
当初はのんびりと東京までJRで寝ていってから、丸の内線→日々谷線と
乗り継いで六本木駅→ヒルズへと向かう予定だったのですが、急遽予定を
変更して、途中の浜松町駅で下車→隣接している大江戸線の大門駅→
六本木駅→ヒルズへのルートにしました。
これで何とか間に合ったのですが、このルートはとても足腰に大変。何せ
大江戸線って一番東京で新しい地下鉄で、その特徴といえば
「地中深くに掘りぬいた地下鉄」ってこと。つまり一言でいうと「深い」!
ホームに行くのに何本も何本もエスカレータ&階段を駆使するこのルートは
かなり体力を奪うルートだ・・・と思って敬遠してたのですが、まぁ開演に
間に合わないよりは仕方なし。精一杯下って上って歩きまくりました・・・
お陰でヒルズについた時には汗ビッショリ。シャツがベトベトで、映画館の
冷房で風邪ひいたらやべぇな、ってかなり心配してたりで。。

ようやくヒルズのヴァージンシネマズに到着して、事前にネット予約して
た指定席の発券を受けることに。時代は便利になったものだなぁ・・・大抵の
ものはネット予約できる時代になったことよと思いながら、そこそこ
減ってる小腹のために、ホットドッグセット(ホットドッグあんどファンタ
メロンR(レギュラー))を購入。これでお腹が鳴ることはなかろう。
ジュースをちゅーっと飲みながら、上映してるスクリーンへ向かい、
フロアを入ると・・・ うわ。殆ど満席。やっぱ日曜はいつも混むなぁっと
思いながら、指定席に書いてあった席番号「M10」を探す。M・・・あ、
あった、かなり後ろだけどまぁいいか。で、10番・・・ 「また」カップルに
囲まれてもうてるやん(泣) ま、しゃあねぇしゃあねぇと思いつつ着席。
ふぅ、やっと落ち着いた。。。
着席してから15分ほど経って、ようやく他映画の宣伝の予告編が終わり
「HERO」のはじまりはじまり。 ふーん、この映画って余計な前置きが
なくって、いきなりドラマの本題に入る感じだなぁ・・・ 自分的には結構
好きな展開(冗長な表現キライ)。 映像は、冒頭から大人数のエキストラ
を配した迫力あるもの。さすが中国の映画。人の数はいくらでも確保できる
・・・といったところなのか(?)
主役のジェット・リーは・・・うーんクール。 渋い。
物語はジェット・リー演じる無名の剣士(その名も「無名」)が、秦王を
狙う3人の刺客を倒したということで、秦王への近々での拝謁を許される。
その席で無名の口より秦王へ話られる、VS刺客の武勇伝。 一見、ふーん
そうやって刺客を倒したのな・・・ と信じてしまいそうな話だが、そこで
秦王は騙されず、無名の話のつじつまが合わないところを指摘してくる。
そして・・・ 「貴様、何者だ・・・?」 あとは実際に見てほしいところで。
この映画、個人的にはかなり高評価。5つ星でいうと4つ星くらいかと。
それは、この映画は1時間半ほどの長さだったんだけど、全然長さを感じ
させなかったこと。語りが続くところが「静」で、無名の立ち回りがメイン
となるアクション部が「動」。この静と動のバランスが実によかった。
極端に、どちらかがずーっと続くってことがなかったのが、良かったです。
あとは、見とれてしまうほどの武術演舞によるアクションシーン。下手な
日本の時代劇にある殺陣ごっこなどとはまるで比較にならないほど、日々の
鍛錬・訓練が見てとれるような剣・槍さばきに見惚れるねって感じでした。
(自分的には・・・ね)
最後には重いラストシーンが待っていて、さすがにお気楽なハッピーエンド
のままでは終わらないってとこが、ちょいどうかなと思ったけど
(※ハッピーエンド好きな自分)それを引いても、4つ星です。ずばり、
お勧め。1800円をはたく価値はあります。
見終わってからは、例によってパンフレットを購入(最近は、必ず買ってる
自分・・・)。さーって家帰ってゆっくり見よっかなーと思いつつも、ついでの
足で、ヒルズ近くの朝までやってる蔦屋(ここはスタバのコーヒー飲みなが
ら、店の本をシートで読める・・・良いね)へ向かう、自分でした。
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