ふうこの英国留学日記-その後

2002年04月15日(月) 私のプレゼン―ミラクルその2

今日から、フィールドワークも第二週。
朝、昨日の疲れか眠くて仕方がないが、7時半過ぎに起きて、着替えて軽く朝ごはんをたべるとすぐに出発。集合場所のサルーテ教会には9時15分前に着いてしまった。
サルーテについては自分のプレゼンの準備とダブったため、予習していなかったせいで、マギーの説明もよく分からなかった。熱と眠気のせいで、いつもより集中力がないせいかもしれない。
サルーテの後は、アカデミア美術館へ。キリスト教絵画の図像解釈についてのマギーの質問にいくつか答えたら「あやこは図像解釈が得意ね」というようなことを言われて照れた。イギリス人のクラスメイトたちは、「へえー」という感じでちょっと恥ずかしかった。
しかし、アカデミアでの後半の話は、天上界の階級についての話などになりかなりついていけなかったので、先ほどの恥ずかしさどころか理解できなくて落ち込んでしまった。
そんなうちに、12時を過ぎ解散。午後は私がプレゼンをする某教会に3時集合となった。
Mといきつけのバールにてランチをし、その後インターネットカフェでメールをチェック。
そしてカフェで原稿を広げてプレゼンの準備。最後の10分で読んでいたところに使えそうな情報が見つかり、あわてて付け加える。プレゼンの会場に行く途中でランチタイムにワインを飲んで酔っ払ったらしいクラスメイトたちに出くわす。私がプレゼンをすると聞くと、「それは楽しみ・・・うふふ」という感じ。マギーは「Disgusting people」
とランチタイムのワインで酔っ払った生徒たちをしょうがない生徒たちね、という感じで苦笑していた。
みんなはランチタイムのアルコールのせいもあって、乗りのりの雰囲気。私のプレゼンもみんなの好奇心旺盛な視線の中で、(中には私の原稿を後ろから覗き込み私が言葉につまったり発音を間違えたりすると小声で教えてくれた人もいた)あっという間に終わった。
私は、ほっとしながらも、イギリス人の生徒たちのこの興味深々の雰囲気は、結局は私を馬鹿にしてるんだな、と感じて落ち込んでしまった。所詮、さるまわしの猿か。猿が上手に発表できたら、お上手とほめているようなものか。猿でなかったら子供お遊戯か・・・
まあ、発表が終わると落ち込むのは仕方がないことかも知れない。。。
まあ、1人でも質問をしてくれたのが救いかな、それに対してなんとなく答えられたし。
私の発表の教会を見学し終えると、その後サンタ・マリア・フォルモーザに見学に行った。
ここについてはよく覚えていない・・・

その後、食料が足りなくなっていたので、Mと一緒にスーパーで食料を買い込んでアパートに戻る。Mは疲れて仮眠。私はプレゼンが終わって多少ほっとしていたので、パスタを作ってMが起きたあと、一緒に食べた。食後、明日プレゼンのMは一時まで勉強。私はシャワーを浴びて、イタリア語版の「ジョー・ブラックによろしく」をTVで見て、12時くらいに眠った。


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