アイタタタタ。 というわけで、この医療の遅れたイギリスで先日、久々にテニスなぞをしたところ、ひどい捻挫をしてしまいました。 まず、怪我をしたのが金曜の午後だったため、土日の間は腫れた足首を氷水で冷やす以外にできることもなく、月曜の朝に大学のヘルスセンターに行って登録することからはじめ、(足が腫れて歩けないのに。。)、そこで、松葉杖を借り、タクシーで住所を聞いた病院に乗りつけ、良くわからなかったけど、外科ということで、Emergency&Accidentというところに連れて行かれ、自動車事故で血まみれになった人が運ばれる中で、3時間くらい待ったあげく、やっと先生に足を見てもらい、レントゲンをとり、またしばらく待ったあと、靭帯の損傷だけで骨折はしてないから、処置は痛み止めを飲むだけ。。。。との診断をくだされた。
病院に行く前に土日の間調べた、日本のスポーツ医療のHPでは、靭帯に損傷のある場合は足首をテーピングや弾性包帯で正しい位置に固定することが、事後3週間は必要と書いてあったのに、こちらではまったくそういう処置はしないとのこと。。。。
しかも、靭帯損傷の捻挫場合は、5日から10日後は体重が患部にかからないよう松葉杖等を使うことが望ましいと日本語アドバイスにはあるのに、ヘルスセンターの看護婦は腫れ上がった足を目の前にあなたは自分で歩く訓練を開始すべき!とのたまった。。。。
恐るべきイギリスの医療水準!
私の友達が、イギリスの時刻表どおりにうごかない交通機関や、美味しいといえない食事や、憂鬱な天気は我慢できても、医療だけはどうにも長年住むには辛い。。。と言っていたことを思い出した。まさにその通りだと思う。
私は今までたいした怪我も病気もイギリスにいる間にしたことがなかったので、実感できなかったけれど、今回はまさに、公共医療の貧しさに直面。
日本って医療に関しては、問題は多々あれど、とても恵まれた環境にあるということを身をもって知ることができた一件でした。
なんて。。。9月11日、あの事件から1年経っても、私は相変わらず、まったく落ち着くことなく、日々を過ごしています。日本滞在中にガストでやった、女の賞味期限占いでは、もう賞味期限は切れてますので、そろそろ落ち着きましょうと書いてあったのにもかかわらず、まだまだ私のまわりはざわざわのしっぱなし。
捻挫して、体の自由を失って、勉強も遅れて、人間関係も混線気味な中、もうやぶれかぶれな今日この頃です。
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