ふうこの英国留学日記-その後

2002年09月17日(火) 宇田多ヒカルの結婚


私は宇田多ヒカルの結婚の話を聞いてもそんなに驚かなかったのだが、
最近、いろいろなところで、彼女の結婚が19歳で15歳年上の人と結婚した、
というところにばかりフォーカスがあたって論じられているように感じて、
なんとなく違和感を感じていた。

日本に帰国した際に、彼女の最近のビデオクリップ「sakuraドロップス」と「travelling」の映像を入手し、それをイギリスにも持ってきて、何度も見ている。両方とも、とても凝ったすばらしい映像で、映像の作り手と宇田多ヒカルのプロモ制作に対する意気込み、熱意、そして双方の才能とイマジーネーションに感嘆させられた。
私は宇田多ヒカルは完ぺき主義者だと思った。彼女はすごく努力家で、常に上を目指していて、自分の中のハードルがとても、高い人だ。こんなすごい仕事をめいいっぱいやったら、本当にきついだろうし、体を壊してしまうのもわかる気がした。

そして、久しぶりに、彼女のオフィシャルサイトを覗いた私は、彼女の宇田多ヒカルの結婚相手が最近のビデオの監督であることを知った。
サイトには、監督であるキリヤ氏の制作についてのインタビューと、病後のヒッキ−のインタビューの両方が掲載してあり、そこには別に繋がりはつけられていないのだが、彼女の心理状況や、キリヤ氏の宇田多ヒカルと仕事をし始めてから、今にいたるまでの彼の彼女に対する尊敬と共感、理解が感じられ、私は、二人が結婚するにいたったことに対してとても納得がいった。

一言でいえば、才能あるアーティスト同士が出会って、刺激を受けあい、理解しあい、愛し合って結婚した(ようにみえる)。それだけの話。
彼が15歳年上だとか、10代で結婚は早いとか、そういうふうにとらえるのは違うと思った。

宇田多ヒカルの精神は十分大人に感じられる、10代で大人な人間もいれば、40代でまだまだ子供な人もいる。ある程度以上大人になってしまったら、実際の年齢なんて関係なくなってしまうと思うのは私だけだろうか?

ただ、アムロのときもそうだったけれど、こういうニュースが、30代の独身男性の多くを喜ばせると同時に、夢を見させてしまうのだと思うと、29歳の女としてはビミョ−です。

まあ、私は素直に彼女の歌が好きないちファンなので、信頼できる人に出会えておめでとう。良かったね。と言ってあげたいです。




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