愛が苦悩なら、なぜ人はそれを求めるんだろう。ある人が言った、愛は手のひらからこぼれる砂のようだ。つかんだと思うとするするとこぼれていってしまう。そして、手の中に残るのはかつて砂があったいう感触の記憶だけ。恐ろしい。私は何も留めることができない。何もかも留まることはない。すべては過ぎ行く。変わっていく。もう、嫌だ。逃げたしたくなる。でも・・・