今日、友達宅でトリビアを見ていたら、現在の出生率の計算でいくと西暦3000年の日本の人口は27人だそうです。
正直な話、現在私の極めて近しい交友範囲の同世代の友人や同僚で子供のいる人が全然いない。今日会った友人も、私の結婚の話をした後に、アヤが母親になるなんて想像もできない!と 言っていた。私も自分で想像できない。
私の周りを見ると私たちみたいな人が出生率を下げてるのだろうなーと思ってしまう。
子供を持つか、持たないか・・・は女性の人生において極めて大きい。私を含めた私の友人や同僚の多くは、特別子供など欲しくない!というわけでもないのだが、まだ独身か、または結婚している人でも、なんとなく仕事や経済的な理由で先送りにしたり、まあ様々な理由で子供を生むということを積極的に選択することはなしに、いつの間にか30を過ぎていたという感じだ。
昨日、ある女性と話してて子供の話が出たので、欲しいと思う?と聞いたら、「わからない。でも別に特に欲しいとも思わないな。私の家は母子家庭で苦労したから、ふさわしい環境がないと生みたくないかも。子供を持つにふさわしい状況になれば考えるかもね。」と言っていた。
子供を持つにふさわしい環境? それが無いと産めないと思ってしまう。 こういう考え方をしてしまう女性が増えたことが出生率の下がる原因なのかも知れない。
この社会の中で、子供を持つにふさわしい環境を持つというのはどういうことなのだろう? 良い保育園? 収入が高い、または家事に協力的な夫? 育児休業に対する保障?
リストラが怖いので子供を持てません。とシリアスに語る若い夫婦。 今の世の中では、子供を持つのが贅沢なことになってしまっているような気がする。 きっと、数十年前は子供を持つのにふさわしい環境はもっとシンプルなものだったろう。 子供の大学までの教育費など計算しないで、妊娠・出産を喜んでいた時代に生きていた母親たちがうらやましく思える。
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