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「槞梛俚庵(るなりあむ)


時折綴

2005年11月03日(木) 最後の一撃はとても哀しい。


凹んだり塞いだりした時は、好きなゲームをやるのが一番ネ。
気分転換は必要ヨ。

「ICO」知ってる?
4年前に発売されたアクションRPGゲーム。
『この人の手を離さない。何故なら僕の魂ごと離してしまう気がするから。』というCMに、わたしは魂 抜かれて、即買いしてしまったの。

登場人物は3人だけ。
HPとMPを表すゲージも無くて、オマケにBGMまで無いの。
しん… と静まりかえった古城を、不思議なほど透明感のある囚われの少女ヨルダの手を引いて、生け贄だった角の生えた少年イコの脱出アドベンチャー。

音楽が無いというのは、臨場感を極限まで高めるということに改めて気がついた。
難解なトラップをはずし、くぐりぬけ、たった二人だけの必死の脱出の旅。

細部にまでこだわった作り方、イベントで流れる数少ないBGMは、どれも儚く、ミステリアスな美しいものばかり。
本当にファンタジックな珠玉の作品なの。

で―――

その『ICO』の製作スタッフが手がけた二つ目の作品が『ワンダと巨像』。
10月28日に発売されたばかり。

またまたしっかりのめっちゃって。

ただ巨像を倒せば良いんじゃないの。
それには意味があって。

魂を失ってしまった少女を蘇らせるために、此処ではない何処かで、青年ワンダは運命に立ち向かっているの。
恐らく大きな代償を求められるのだろうね。
それはきっと―――

巨像に留めを刺す、その一撃はあまりに哀しくて。
胸が痛むけれど…

何処か『ICO』に通ずるモノがある『ワンダと巨像』
大事にゲームを進めているの。

大好きな「ナイトメア」のネ、ギタリストの咲人くんも「ICO」と「ワンダ」のファンなの。
何だか嬉しかったり♪(*^m^*)

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或る場所にupしようと思って書いた下書き。
先日のDiaryとダブっている部分、あります。


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冰月まひな [MAIL] [HOMEPAGE]