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「槞梛俚庵(るなりあむ)


時折綴

2005年12月11日(日) 東京に初雪


とても短い時間だったけれど
ホントにちらちらっとだったけれど
東京に初雪が舞った。

風邪がすっかり重くなって、すごくつらかったんだけど
ちょっとだけ外へ出て、雪の匂いを胸いっぱいに吸い込んで来ちゃった。

雪の匂い
冬の匂い
そういうの、あるよね。
わたし、冬がダイスキなんだ〜。

それにしても…
今年の冬は、寒さをいつもの年より感じるみたい。
日本海側は大雪だけど、東京はカラカラに乾いて砂漠みたい。

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今回の「蟲師」は、「海境より」。(うなさか と読むのね)
このお話は、考えさせられてしまう。
去りゆくものは、そこへ戻りたいという欲求が少ないのかな。
それとも逆に、執着心の方が大きいのかな。
それゆえに先を見失うのかな。

冥界へ旅立つ人を重ねてしまうの。
わたしの母も、祖母も… みんな、違う向こう岸を見たのかなって。

遺された人は悲しくても、それをふっきって、新しい生活を生きていかなくちゃならないんだって
強く感じてしまった。

来週は「重い実」。
このお話は、とても重く悲しい話です。



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冰月まひな [MAIL] [HOMEPAGE]